Amazonに問い合わせただけなのに、なぜこんなことに

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Amazonの問い合わせ画面を前に困惑するトケイのイラスト
もくじ

朝7時の訪問者

朝7時ちょうど。

「Amazonでーす!」

インターホンが鳴った。

まだ寝ていた私は、突然の呼び出しに飛び起きた。

えっ、Amazon?

今日、荷物が届くのは知っている。

でも、確か置き配にしていたはずだ。

それなのに、玄関では配達員さんが待っている。

とにかく出なければ。

慌てて起き上がった私は、近くにあった水をこぼしてしまった。

しかも、その水で足を滑らせた。

そして、テーブルの角に腰を強打。

こぼれた水で足を滑らせ、テーブルの角に腰をぶつけるトケイのイラスト

痛い!

朝7時から、いきなり腰を痛めた。

腰をさすりながら玄関へ向かうと、そこには、なかなか迫力のある風貌の男性が立っていた。

ちょっと怖そうだ。

「あの……置き配にしていたはずなんですけど」

恐る恐る尋ねてみた。

すると、配達員さんは、

「こちらには置き配の指定が出ていません」

と言う。

えっ?

そんなはずはない。

確かに置き配にした記憶がある。

ただ、配達員さんの手元に指定が出ていないのなら、ここで言い争っても仕方がない。

荷物を受け取り、玄関のドアを閉めた。

届いたのは、DIYに使う壁紙のロールが1本。

たった1本の壁紙を受け取るために、朝7時からこの騒ぎである。

さて。

問題はここからだ。

置き配の設定を確認したかっただけなのに

どうにも納得がいかない。

私は本当に置き配の設定を間違えていたのだろうか。

もしそうなら、今後のためにも確認しておかなければならない。

そこで、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせることにした。

まずはチャットだ。

画面の案内に従って、問い合わせ項目を選んでいく。

ところが、どういうわけか目的の項目が出てこない。

違う項目を選んでみる。

やっぱり違う。

一度戻って、最初からやり直す。

今度こそ。

……また違う。

何度やっても、聞きたいことを入力するところまでたどり着けない。

私はただ、

「置き配の設定が正しくできているか確認したい」

それだけなのだ。

なのに、いくら操作しても話が先へ進まない。

はは~ん。

分かったぞ。

このチャット担当者はAIだな。

きっとそうだ。

人間なら、もう少し話が通じるはずだ。

何度も同じような案内を見せられ、とうとう諦めた。

もういい。

Amazonのチャットはやめよう。

こんなときは、別のAIに聞けばいいじゃないか。

そこで私は、Geminiに助けを求めることにした。

音声で、朝からのAmazon騒動を一通り説明した。

すると、Geminiが答え始めた。

……ん?

何を言っている?

よく聞くと、

韓国語でしゃべっている。

いやいやいや。

なんで韓国語やねん!

こっちは日本語で相談してるんですけど。

置き配のことを確認したいだけなのに、どうしてこうなる?

もういい。

Geminiも諦めた。

よし。

こうなったら最後の手段だ。

人間に聞こう。

Amazonのカスタマーサービスから私の携帯に電話をかけてもらうことにした。

幸い、すぐに女性の担当者につながった。

今朝の配達について事情を説明し、置き配の設定がどうなっているのか確認してもらった。

すると、担当者から返ってきた答えは、

「置き配の設定は正しくされています」

というものだった。

やっぱり!

私は間違えていなかったのだ。

さらに、朝7時の配達についても確認してもらうと、通常の配達時間帯より早い時間だったとの説明があった。

担当者は丁寧に謝罪してくれた。

こちらが聞きたいことに、きちんと答えてくれる。

当たり前のことなのに、なんだか感動してしまった。

最初から電話すればよかった。

こうして、朝7時から始まった我が家のAmazon騒動は、ようやく決着した。

それにしても、ずいぶん疲れた。

腰は痛いし、朝から散々な目に遭った。

ようやく落ち着いたところで、部屋に置かれた荷物が目に入った。

ああ、そうだった。

今日は壁紙を貼るつもりだったんだ。

結局、壁紙はまだ1ミリも貼れていない。

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